自らカラムシを畑で育て、その茎から繊維をとりだす。
その繊維を、家の周りに生えている植物で様々な色に染める。
そしてカラムシの繊維を1本の糸につなげていく。
そうしてできた糸を使って布を織り上げていく。

毎日単純な作業の繰り返し。
だけど、単純だからこそ奥が深い。
そんな自然からの贈り物に私は心を奪われてしまっている。


カラムシ(イラクサ目イラクサ科の多年生植物)

南アジアから日本を含む東アジアに分布する。
日本では岩手県あたりを北限とし、全国に広く分布している。

昭和村では、畑で栽培するものを、カラムシ
そのほか、野に自然に生えているものをノガラムシと分け、別の種類のものと考えている。

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